<eワラントが開発された背景>
ブロードバンドの普及によりインターネットを介した取引が一般的となった昨今では、
当日注文した銘柄が、その日のうちに利益確定することができるようになりました。
手軽に取引が行えるようになった一方で、単元株売買の投資額が大きいので、株式投資
に対する敷居の高さは、この2~3年あまり変わらないように見受けられます。
購入単元の引き下げが進んでいるといっても100株単位でも、最低数十万円するのが
一般的で、仮に、トヨタ、キャノン、富士通を同時に投資しようと思ったら、最低でも
200万円以上の投資金が必要で、これから株式投資をはじめようという初心者の方が気軽
に投資できるはずもありません。
しかし、そんな問題をクリアする為に開発された投資商品がeワラントなのです。
eワラントは「カバーワラント」の一種で、株、株価指数、通貨などを、設定された期日
までに一定の数量を、一定の価格で売買する権利を証券化した金融商品です。
オプションを証券化した有価証券で、予め設定された期日に、もしくはその期日までに、
ある一定の価格で売買できる権利の事をいいます。
<値動きが活発>
オプション理論によるレバレッジ効果(テコの原理)を利用することにより、少ない
投資金でも大きな儲けを手にする事ができ、価格変動が大きいのが特徴です。
また、リスクに関しては、最初に投資した金額以上に損をする事がありません。
最大の損失となっても、当初の投資金額だけですみます。
損失が限定されている分、おもいきった投資を行うことができます。
この価格変動の大きさを確認するには、投資時に”実効ギアリング”という指数を見る
ことで、どの程度「てこの効果」がきくのかを見ることができます。
あまり大きなリスクを取りたくないときには、あらかじめ価格変動の大きなeワラント
を回避する事を選択できます。
<取引時間の長さ>
eワラントの実際の取引は、1000ワラント単位となることから、
「eワラント価格×1000ワラント=投資金額」
となり、eワラント価格が30円で3000ワラント投資する場合は、
「30円×3000ワラント=9万円(売買手数料は省く)となります。
上述したことから数千円から数万円程度から投資することが出来ます。
一方一回の取引で、最大25万ワラントまで取引できるので、数百万程度の大型投資も
行えます。もし、25万ワラント以上投資したい場合は注文を複数にわけて買うことが
できますが、取引停止になる場合もあるので、十分注意する必要があります。
小額投資、値動き活発ときて、eワラントの忘れてはいけない魅力として、取引時間が
長いことで、取引される証券会社にもよりますが、朝9:00から23:50分まで可能な
ことから、仕事を終え帰宅してからでも十分行うことが出来ます。
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